保育園での生活とご家庭の育児がひとつの流れとなるように

子どもの心や体は、1日(24時間)の望ましい流れの中でつくられることが大切です。
特に夜の睡眠時には、子どもの発達をコントロールする様々な成分が分泌されます。
睡眠、食事、遊び(身体活動)をより良いサイクルで子供たちの育ちを一緒に支え合っていきたいと思います。

子どもには、身体そのものが求めている1日のリズムがあります

明るい太陽のもとで、たくさん身体を動かして遊ぶ

セロトニン(感情のコントロールを司る物質)と夜間のメラトニンの分泌が活発になります。

脳は糖質をエネルギーとして利用

脳のエネルギー消費量は1回の食事で5~6時間しか持続できないといわれています。そのため定期的な糖質の補給(=食事)が必要となります。

1日に必要な栄養を補う

子どもは1回に食べる量が少なかったり、食べ方にムラがあり、3回の食事だけでは必要な栄養素が取れないことが多いため、おやつを食べます。

体内時計に合わせて

体内時計は半日を周期とするものもあり、正午過ぎに一時的に眠気が高まります。
この時間帯にお昼寝を行います。

トイレトレーニングについて

ひとりで排泄ができるようになるまで、一人ひとりの身体機能を把握したトレーニングが大切です。子どもの表情や身振りでのサインに目を向けたり、トイレの壁に楽しい絵を貼るなど、排泄しやすい環境づくりを工夫しています。